泣いたらアカンで通天閣
関西弁の激しい感情の物語。天王寺の人情味が描かれています。
泣いたらアカンで通天閣
2013年製作の大阪舞台のドラマ。
出演者は
木南晴夏
鈴木亮平
大杉漣
山口美也子
綾田俊樹
茅島成美
東風万智子
首藤勇星など出演。
言葉とか、あまりにも普通に入ってき過ぎておもしろく観てしまいました。通天閣が舞台の映画。
ドラマのような、ラブストーリーのような映画でした。過激な感情などもあって、アクション映画とも
思えてしまいました。暴力シーンっていうのはほとんどありませんでした。とにかく言葉が過激で
コメディとも勘違いしそうな映画でした。「大阪やからしゃーない」かもしれません。
話しのはじめは自分の娘、妻とのこと。それから娘の幼馴染みのこと。途中からスルメという母に
放っておかれた男の子の話しが入ってきます。大杉蓮が演じるゲンコがその男の子の面倒を見てしまいだし
ました。それで娘のセンコと喧嘩になってしまいますが、ゲンコが一度、言い出すと聞かない性分。
ある時、センコはゲンコの実の子でないことを知りました。そこから父、ゲンコがスルメと呼ぶ子供を
面倒を見ようとすることがわかりだします。
今度はセンコの不倫問題。センコの幼馴染みカメヤのこと。カメヤはセンコに結婚を申し込むが
センコは断る…カメヤが失業中ということもあって、カメヤは東京での再就職の話しがきて、
そこでカメヤはセンコに「結婚して、東京についてきてほしい」と言うがセンコは「嫌」と
きっぱり、「東京はあわん」と。そんなラブストーリーも長く続く物語。
関西弁で激情がずっと続く、この物語は激しい物語。人情味を見事に描いたドラマでした。