ロッキー

アメリカの色の濃い作品はアメリカを知るのに良い作品です。



ロッキー

ロッキー 1作目

1975年、アメリカのアクション。
ジョン・G・アヴィルドセン監督。
シルベ・スタローン脚本。出演者は
シルベスター・スタローン
タリア・シャイア
セイヤー・デヴィッド
バート・ヤング
カール・ウェザース
バージェス・メレディス
ジョー・スピネル

アクション映画の代表のような作品ですが、この作品は実は全てにわたって、シルベ・スタローンが 製作したという作品です。だから、少ない製作費の中、完成させたという作品で、これまでのアメリカの 映画の主流を破壊した作品でもアメリカの映画シーンの中で大事な作品でした。チャンスのないロッキーが チャンピオン、アポロに前線するという物語で有名です。ここではアメリカンドリームを露骨に描いていました。

ロッキー

ロッキーの恋人、エイドリアン

ロッキーで大事な存在が恋人のエイドリアン。最後もエイドリアンを呼ぶというシーンがあります。 ロッキーでは恋人、エイドリアンの存在が大きく、ヒローインとして、十分な役割を果たしていると 思います。しかも映画の半分はロッキーとエイドリアンとのドラマ(ラブストーリー)が繰り広げられます。 それでアクションシーンというのは最後の20分程度というくらいラブストーリーが比重が大きいです。 そして、アクションというよりむしろヒューマンドラマの物語展開も多いこの作品は単にアクション映画という わけでない作品です。

ロッキー

ロッキーには走るシーンを期待してしまいます。ロッキーがチャンピンを破るためにトレーニングをして、 チャンピオンに勝つ。このスポコンドラマを期待してしまいます。だから、後半のロッキーのテーマ曲が 流れるとわくわく、鳥肌が立つぐらいの興奮を覚えてしまいます。そして、最高潮はやっぱりチャンピオンの アポロと互角に戦って、打ち合いになって、あのテーマ曲が流れると、観る側の感情も最高潮に達します。

ロッキー

ロッキーの素晴らしさはアメリカを凄く感じるということです。最後のシーン、ロッキーVS アポロのリングは大きなアメリカ国旗があったり、細かいところもアメリカ国旗の色で飾られていて、 アメリカらしさを感じる映画でした。一般的には確かにアクション映画。シルベ・スタローンが アクション俳優の代表的な人であるので、そんなイメージもあるかもしれませんが、そのアクションシーンに 目が行きがちですが実は、アメリカ文化が満載な映画でした。改めて観ると素晴らしい映画だと思ってしまったのは ちょっと言い過ぎでしょうか。

ロッキー

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